カワサキ・ティーンズ・プロジェクトに行った。
第一部は審査で選ばれた4人+ビデオ参加1人が一人10分程の弾き語りライブ。
第二部はゲストであり審査員の曽我部恵一氏の弾き語りライブ。
偶然手に入れたチラシで1400円という価格におどろいて見に行ったのだが、スタッフは高校生などが20人ほど。昨年のゲストは遠藤賢司、その前は向井秀徳となんだか豪華で驚いた。会場は広大な公園の中にある立派な美術館の吹き抜けのすり鉢空間、客と席がかなり近く座布団付き。ライブ中に曽我部氏も「ここ良いね、夜中に映画鑑賞会とかすればいい。」と言っていた。
十代の4人は線がほそい感じの演奏だったが個性もあり技術的にも素晴らしく退屈することなどなく聞かせてくれた。ビデオ参加の1人は即興での演奏だったが、テンションが高く落ち着きなく、生で見たいと思わせてくれた。
曽我部氏は「若者たち」などのサニーデイ時の曲も混ぜ、かなりの曲数をギターを変えながら歌い充実。酒を持ってこなかった事を後悔。ニューアルバムの中の娘さんのことを歌った曲「ハルコROCK」が本当にROCKですばらしい。金のレスポールに持ち替え弾き殴りつづけば色気がすごい、Tシャツ短パンサンダルで、何なんだこのいやらしさ、抱いてくれ。ステージ後ろは公園、暗闇を自転車の列が明りを灯して走っていく。
ライブは予定より一時間押しで終了。1400円でこんないいもの見れて嬉しい。
会場で買った。久々に新譜買った。ラブレター